渡部篤郎さん主演のドラマ「危険な斜面」が9月30日にフジテレビで放送されます。
この「危険な斜面」は、松本清張没後20年特別企画のドラマです。
「危険な斜面」は、松本清張氏の短編小説で、「オール讀物」1959年2月号に掲載され、
同年2月に短編集「危険な斜面」として、発行されました。
過去に7度もテレビドラマ化された作品です
それだけ人気のある作品といえそうですね。
渡部篤郎さん以外のキャストは、
長谷川京子さん、 溝端淳平さん、赤井英和さん、中村敦夫さん です。
気になるドラマのあらすじです。
西島電機の一社員の秋場文作(渡部篤郎)は、郊外の工場勤務で、出世とはほど遠い
生活を送っていました。
新年のある日、「西島電機HD新春全体会議」に出席した秋場は、会社の西島会長
(中村敦夫)に出会います。
西島会長はグループ全ての実権を握っているワンマン会長です。
その側に寄り添う美しい女性…秘書室長であり会長の愛人でもある野関利江(長谷川
京子)に秋場は気がつきます。
視線が絡み合う二人…秋場と利江はかつての恋人同士。11年ぶりの再会だったのです。
秋場には妻子がいましたが、利江との再会後二人の関係は一瞬で燃え上がります。
時を経てさらに美しさを増した利江にひかれる一方、秋場の心にはこれまで抑えてきた
出世欲が湧きあがっていました。
“利江を利用すれば、会長に近付けるかもしれない”と秋場は考えました。
そして利江も“秋場にはもっと力がある”と信じていました。
利江からの情報で秋場は徐々に会長の信頼を得ていきます。
そんな秋場を見て喜ぶ利江でした。
そして利江は次第に秋場の愛を独り占めしたくなっていきます。
「妊娠している、一緒になってほしい」と秋場に利江は言いました。
その瞬間出世欲にかられた秋場の心中に殺意が芽生えます。
利江には秋場と出会う前にもう一人恋人がいました。
飲料会社のサービススタッフ沼田仁一(溝端淳平)です。
西島会長と付き合いながら、若い沼田とも付き合っていた利江ですが、秋場と再会してか
らは沼田とは距離を置いていました。
そんなある日、利江が突然失踪します。
そして数ヶ月後、京都市郊外の山中から白骨化した利江の遺体が見つかります。
捜査が難航する中、独自に犯人を突き止めようとする男、沼田がいました。
沼田はある一つの手掛かりを頼りに、利江を殺害した犯人を追いつめます。
ドラマ「「危険な斜面」は、フジテレビで9月30日21時から放送されます。